睡眠時無呼吸症候群の治療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査方法
手と顔にセンサーを付けて、眠っている間の呼吸と血液中の酸素(濃度)の状態を調べます。
少しわずらわしいと感じるかもしれませんが、痛みを伴う検査ではありませんので、安心して検査をしてください。
◆検査費用
保険診療が適用されます。詳しくは受付にお尋ねください。
◆簡易検査の流れ
①外来診療を受けていただきます。
医師の診察で、検査が必要と認めた場合、患者さまの同意を頂いた上で 当院より検査機器会社に依頼をします。 診察や心理検査で抑うつ症状などがある場合は精神科的治療を優先もしくは同時に行なう場合があります。
②ご自宅に検査機器が宅配便で届きます。
③ご自宅で検査を実施し、終了したら宅配便にて検査機器を返却します。
④検査結果解析(約1週間程度のお時間をいただきます)解析結果が出来た旨の連絡をさせて頂きます。
⑤受診時に医師より結果説明
簡易検査もしくはさらなる精密検査(ご自宅で実施)で睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された場合、CPAP治療を開始することができます。
CPAP治療
SASの治療には、内科的な治療、外科的な治療、歯科装具など、患者さまの状態に合わせて さまざまな方法があります。
中等度以上の患者さまには、内科的な治療である『CPAP(シーパップ)』といわれる治療 法があります。 CPAPとは、自宅でお休みになる前に、鼻にマスクを装着していただき、装置から空気を送 り続けることで、気道を開存させて無呼吸を防ぐ治療方法です。
◆治療費用
保険診療が適用されます。詳しくは受付にお尋ねください。
◆導入までの流れ
①簡易検査の結果説明時に導入の意思を確認し、当院よりCPAP機器会社に連絡をします。
②患者さまとCPAP機器会社との間で、機器の設置日を決定していただきます。
③機器会社が自宅に訪問し、設置等を行っていただきます。
④治療開始
治療導入後の定期の診察について
CPAP治療を受けている患者さまは、月に1度の診察をお願いしております。
その際は通常の診察を受けるのと同様、保険証と診察券を持参願います。
CPAP機で測定したデータ等を、月に1度の診察時に説明させていただきます。