年をとると、多少のもの忘れはあるものですが、認知症はそういった加齢現象とは違い、正常だった脳の働きが低下していく疾患です。
思い出せない、憶えられない、わからない、道具や家電製品を上手く使えないなどの症状が出始め、だんだんと日常生活が上手に送れなくなってきます。
睡眠中に何度も呼吸が止まったり,浅くなったりして体の低酸素状態が発生し、その結果、日中傾眠などの症状を呈する疾患の総称です。
女性の睡眠時無呼吸症候群
男性に生じる病気と思われがちですが、女性も閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を発症します。
女性のOSASは、男性よりも症状が軽症のため見逃しやすい傾向にあります。
女性のOSASの割合
OSASの有病率は男性の方が高いものの、世界の約2.4%の女性がOSASであるといわれています。国内においても多くの女性が睡眠時無呼吸の悩みを抱えています。
女性のOSAS
9,600万人
女性のOSASの症状
男性のOSASは、いびきや無呼吸といった症状が多くみられますが、女性は、いびきの申告が少ない傾向にあります。以下の症状は女性のOSAS症状としてあげられます。気になる症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
周囲とのコミュニケーションが
大切です
特に女性は男性と比べて、CPAPのアドヒアランス(治療への積極性のこと)が低い傾向にあります。その主な理由は、CPAPを使用している見た目が気になるというものです。治療中はパートナー、家族や友人とのコミュニケーションがより一層大切になります。周囲からのサポートを受けている女性は、CPAPを継続しやすいという研究結果もあります。CPAP治療の重要性について話し合うことで、外見に対する不安を和らげることができると同時に、パートナーから治療への理解を得ることができます。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の有病率は、閉経後の女性において閉経前の女性よりも50%程度高くなります。また、一般的に症状も悪化します。
閉経前は、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれるホルモンがOSAの発症を抑制していると考えられます。これらのホルモンは、気道の筋肉の緊張を維持し、気道が閉塞しないように保つ作用があります。しかし、更年期においてはホルモンが低下し、睡眠障害の有病率と重症度が増加する傾向にあります。
また、更年期では代謝の低下により、体重や脂肪の増加が起こり、首の周囲径が大きくなります。このような首の周囲径の変化に伴いOSAの症状が重症化する場合があります。
当院では睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を
行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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